【映画】コーヒーが冷めないうちに

有村架純など豪華キャストが共演した、話題のヒューマンファンタジー。とある町にあるとある喫茶店。その店内の“ある席”に座って過去に戻る人々の姿を、心優しく描いた。

2017年の本屋大賞にノミネートされた川口俊和の小説とその続編をもとに、TVドラマ「アンナチュラル」の塚原あゆ子監督が映画化。有村演じる主人公の数をメインに、前半では幼なじみの男女、中年夫婦などにまつわるエピソードが、後半では数にまつわる物語が語られる。特に、松重豊と薬師丸ひろ子が演じる中年夫婦、吉田羊演じる女性とその妹のエピソードは実際にもありそうでぐっときてしまう。さらに、後半の数のエピソードは某米国映画や某日本映画の記憶を呼び覚ますような展開で思わず涙を誘われる。

◆ストーリー
いとこが経営する喫茶店“フニクリフニクラ”で働く女性・数。この店には都市伝説があり、それは店内の“ある席”に座ると望んだ時間に戻ることができるというものだった。店には、幼なじみとけんか別れをしたキャリアウーマンの二美子、若年性アルツハイマーを患う妻を見守る房木、故郷の妹を裏切って東京でスナックを営む八絵子らがうわさを聞きつけてやって来るが、“ある席”にはいつも謎の女性が座っていて……。

◆作品データ
制作年/2018
制作国/日本
内容時間/118分
ジャンル/SF/ファンタジー

◆出演
時田数/有村架純
新谷亮介/伊藤健太郎
清川二美子/波瑠
賀田多五郎/林遣都
高竹佳代 /薬師丸ひろ子
平井八絵子/吉田羊
房木康徳/松重豊
謎の女性/石田ゆり子

<放送スケジュール>
9/12(木)よる7:00
10/23(水)よる9:00

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